NISAは、日本の小規模投資免税制度です。 木の砂時計。 長期投資のイメージ。

どうも、投資侍です。

以前、NISAの話しをしました。
運用益が非課税となるお得な制度だと説明しましたね。

そして、NISAには「一般NISA」と「つみたてNISA」があります。
どちらか一方しか利用できません。

短期的に売買したいのであれば、「一般NISA」を、長期的に運用したいのであれば「つみたてNISA」を利用していった方が良いのでしたね。

私は長期運用をしているので、「つみたてNISA」を利用しています。

 となると、
「「つみたてNISA」の口座ではどういった商品を購入していったら良いんだろう?」
って思う人もいるのではないかと思います。

そこで、今回は私が「つみたてNISA」で積み立てている投資信託をご紹介しようと思います。

まず、私が特定口座で購入している資産クラスは以下の3つです。

  • 全世界株式
  • 外国債券
  • 国内債券

ただ、以前も説明しましたが「つみたてNISA」の口座では債券は購入することができません。
なので、「つみたてNISA」の口座では「全世界株式」のインデックスファンドを購入していっています。

「つみたてNISA」でも全世界株式のインデックスファンド

それでは、全世界株式のインデックスファンドについて見ていこうと思います。

運用の目安としている指数(インデックス)のことを「ベンチマーク」と呼びますが、全世界株式のベンチマークは主に2つあります。

  • FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
  • MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス

大まかな違いとしては小型株を含むか含まないかです。
FTSEは小型株を含む約9,000銘柄に投資しているのに対して、MSCIは小型株を含まない約3,000銘柄に投資しています。
ですので、FTSEの方がより高い分散効果が期待できることになります。

ただ、運用利回りはほとんど変わらないと言われていますので、やはり「信託報酬」の安いものを選んだ方が、賢明だと思います。

 20224月中旬時点で「つみたてNISA」で購入できる信託報酬の安い全世界株式のインデックスファンドは以下の4つになります。

 「つみたてNISA」の口座で購入できる全世界株式インデックスファンドの比較(2022年4月中旬時点)
投資信託名運用会社信託報酬純資産総額ベンチマーク
SBI・全世界株式インデックス・ファンドSBIアセットマネジメント0.1102%570億4,200万円FTSE
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)三菱UFJ国際投信0.1144%5,014億2,100万円MSCI
SBI・V・全世界株式インデックスファンドSBIアセットマネジメント0.1338%75億1,900万円FTSE
楽天・全世界株式インデックス・ファンド楽天投信投資顧問0.202%1,739億1,700万円FTSE

 信託報酬が0.1102%と一番安いのが「SBI・全世界株式インデックスファンド」ですが、私が投資しているのは「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」です。

信託報酬も比較的に安く、純資産総額も圧倒的に多いインデックスファンドになります。

eMAXIS Slimシリーズについて

以前の記事にも書きましたが、私はどの資産クラスにおいてもeMAXIS Slimシリーズを選んでいます。

その理由として、eMAXIS Slimシリーズは
業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続ける
と宣言しているからです。

将来にわたって業界最低水準の運用コストを目指し続けるというのが響くんですよね。

今後も「信託報酬」が下がっていくことが期待できます。
私はそこに魅力を感じています(^^)

債券は特定口座で積み立てる

債券については特定口座で積み立ています。

積立てているインデックスファンドは以前説明しましたが、以下の二つです。 

  • 外国債券  eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
  • 国内債券  eMAXIS Slim 国内債券インデックス

「つみたてNISA」の口座をどの様に活用するか?

「つみたてNISA」口座の大きな特徴は運用益が非課税であるということです。
つまり、運用期間中、非課税で、複利で運用できるのが「つみたてNISA」口座の非常に大きなメリットになります。

そのメリットを活かすために課税口座(特定口座)も含めた運用全体の中で、リターンが大きいと思われるものを「つみたてNISA」の口座で運用していくことが効率の良い運用だと思っています。

私は「つみたてNISA」の口座に期待リターンの大きい株式運用のインデックスファンドを割り当てて、そこに納まらないものについて特定口座の中で運用していくようにしています。

表で表現するとこんなイメージです。

「つみたてNISA」口座の活用イメージ
口座名運用商品
つみたてNISAの口座株式運用のインデックファンド
特定口座残りの株式運用のインデックスファンド債券および預金

特に債券は特定口座に割り当てておけば、「つみたてNISA」の口座内でリバランスをする必要もなくなります。リバランスは特定口座のみで行う形となりますね。