若いアジア人女性が考えている。困惑した表情

どうも。投資侍です。

今回は私が実践してきたインデックス投資についてお話していこうと思います。

まず、投資と聞くと
「投資ってリスクもあるし、難しいんじゃない?素人でもやれる投資なんてあるの?」
って、思う人もいるのではないかと思います。

私もそう思っていました。

そんな中、私はインデックス投資に出会い、
「これならやれるかも!」
と思い実践してきました。

見様見真似でしたが、10年間運用してきて1,100万の利益を上げることができています。

とすると、
「投資初心者や素人でも始められるインデックス投資ってどんな投資?」
って、思いますよね。

なので、今回はインデックス投資について説明していこうと思います。

インデックス投資ってどんな投資?

私が実践してきたインデックス投資は基本的には
インデックスファンドに積み立て投資して長期運用すること
ということになります。

っとなると
「インデックスファンドって何?」
「積み立て投資ってどういうこと?」
って、思っちゃいますよね。

なので、今回はインデックスファンドについて、説明していこうと思います。
積み立て投資については後日、説明しますね。

インデックスファンドというのは投資信託の一種になります。
 それでは、まずは投資信託やインデックスファンドについて、言葉の説明をしていきましょう!

投資信託とは?

投資信託とは、たくさんの投資家から少しづつ集めたお金を大きな資金としてひとまとまりにし、専門家(ファンドマネージャー)に託して運用してもらう金融商品のことです。

国内外の株式や債券などに幅広く投資したものがパッケージ化されています。

例えば、トヨタ自動車やソフトバンクといった国内企業の株式をパッケージ化した投資信託もあれば、AppleとかAmazon、Microsoftといった海外企業の株式をパッケージ化した投資信託もあります。

株式以外にも、国が発行している国債や一般企業が発行している社債をパッケージ化した投資信託といったものもあります。

また、株だけや債券だけをパッケージ化した投資信託ではなく、国内外の株や債券をまとめてパッケージ化した投資信託もあります。

このように投資先を分散することによって最悪の事態を避けながら、利回りを得られるように運用していくのが投資信託です。

個人で幅広く株式や債券に投資するには時間的にも金銭的にも限界がありますよね。

けれども、複数の投資家から資金を集めることによって大きな金額を投資することが可能になり、個人では難しい海外の国や地域に投資したりすることができるようになるんです。

普通の人が手間を掛けず、最も利用しやすい投資の手段が投資信託ではないかと思います。

投資信託の種類にはどんなものがあるのか?

では、投資信託にはどんな種類のものがあるんでしょうか?

主なものをまとめてみました。

投資地域株式債券不動産
国内国内株式国内債券国内不動産
(J-REIT)
海外先進国先進国株式先進国債券海外不動産
(海外REIT)
新興国新興国株式新興国債券

投資地域について

投資地域としては主に国内と海外(先進国、新興国)に分けられます。

先進国はアメリカ、イギリス、フランス、カナダ、スイス、ドイツ等の国々になります。

新興国は中国を始めとして、韓国、台湾、インド、ブラジル、ロシア等の国々になります。
以前、BRICsという言葉がありましたね。
ブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド(India)、中国(China)の頭文字を合わせた造語ですが、これらの国々が含まれます。

国内より海外の方が、リスクが高く、さらに海外の中でも先進国より新興国の方がよりリスクが高くなる傾向があります。

投資先の種類について

投資信託は主に株式に投資するもの、債券に投資するもの、不動産に投資するものに分けることができます。

株式に投資するものは各国の企業の株式に投資するものです。
日本国内で言えば、トヨタ自動車とかソフトバンクとかいった企業の株式に投資するものになります。

債券に投資するものは、国が発行している国債や一般企業が発行している社債に投資するタイプのものです。
債券に投資するものの方が株式に投資するものよりリスクは低くなる傾向があります。

不動産に投資するものは、各国の不動産に投資をするもので、一般的にREIT(リート)という名称で販売されています。

上の表には記載していませんが、他にも原油や鉱物といった商品に投資するコモディティと呼ばれる投資信託もあります。

インデックスファンドとは?

インデックスファンドと書いた紙と封筒

「アクティブファンド」と「インデックスファンド」

投資信託は運用スタイルによって「アクティブファンド」と「インデックスファンド」に分けられます。

「アクティブファンド」は専門家であるファンドマネージャーが市場平均を上回る収益を目指して積極的に運用を行う投資信託になります。
ですので、優良銘柄を選ぶために情報収集や分析を行い、銘柄の入れ替えなどを積極的に行います。
そのためにコストがかかります。

それに対して「インデックスファンド」は株式指数や債券指数など、市場全体の値動きを表す代表的な指数(インデックス)に連動する運用成果を目指す投資信託となります。
「アクティブファンド」に対して、「パッシブファンド」とも呼ばれています。

インデックスファンドの特徴とは?

とすると、
「インデックスファンドの指数(インデックス)って何?」
ってなりますよね。
話しを分かりやすくするために、今回は株式に投資するもので説明しようと思います。

指数(インデックス)というのは、例えば、日経平均とか東証株価指数(TOPIXとかいった株式指数がそれにあたります。
アメリカの場合、NYダウやS&P500といった株価指数があります。

日経平均とか、東証株価指数(TOPIX)、NYダウはニュースでも良く聞きますよね。

こういった株価指数を使ってインデックスファンドは作られます。

例えば、東証株価指数(TOPIX)に連動するインデックスファンドであれば、東証一部に上場する約2,000社の銘柄すべてに投資したのと同等の運用成果が期待できます。

というのも、運用会社が東証一部に上場する約2,000社の銘柄すべてを購入するわけです。
東証株価指数(TOPIX)と連動する割合で。

そして、国内株式のインデックスファンドとして売り出すのです。

ですので、東証株価指数(TOPIX)に連動する国内株式のインディクスファンドの場合、
TOPIX6%値上がりすれば、ファンドも6%値上がりし、
TOPIX3%値下がりすれば、ファンドも3%値下がりする
といった具合になります。

つまり、株価指数と同じ値動きをすることになるんです。

分かりやすいですね。
ニュースや新聞などからも情報収集しやすいです。

また、この株価指数に連動するというのがポイントになります。
インデックスファンドは市場平均を保ったまま保有するだけの状態になるんです。

株価が下がっても、政治状況が悪化しても何もしません。
そのため、ファンドの維持管理のコストが低くなるんです。

こうしたことから、インデックスファンドは市場平均を目指す運用となり、シンプルで分かりやすく、コストが安く済むのが分かると思います。

また、一つの商品を購入するだけで効率よく分散投資でき、リスクを抑えることができます。

投資信託の運用スタイルのまとめ

投資信託の運用スタイルをまとめますと、

投資信託の運用スタイル

・アクティブファンド  → 市場平均を上回る収益を目指して運用する
・インデックスファンド → 市場平均を目指した運用をする

ということになります。

アクティブファンドは長期に渡って良好な成績を維持するものは多くないと言われています。
また、長期に渡って良好な成績を維持するアクティブファンドを事前に見つけるのは至難の業です。

こうしたことから、長期運用するのであれば、インデックス型の運用をするインデックスファンドの方が、優位性が高く個人の資産形成には向いていると思うのです。

長期的に世界経済の成長に投資する

青い背景に上向きの線とワールドマップ

世界全体に投資して、リスク分散

投資している対象が個別銘柄の株式だとすると、その株式を発行している会社が倒産したら、無価値になってしまいますよね。
それではリスクが高すぎます。

それが世界全体に分散投資しているとしたらどうでしょうか?

分散投資していれば、一社が倒産してもダメージは少なくて済みますよね。
世界経済全体がすべて崩壊するということは考えにくいです。

インデックスファンドを含む投資信託は世界全体に投資ができるので、リスク分散が可能になります。

世界経済の成長に投資する

また、市場平均を目指す運用をするインデックスファンドは世界経済が成長する限り、その成長と共に価格が上昇することが期待できます。

短期的に見れば下落局面もありますが、長期的に見れば世界経済は少しづつですが成長していっています。
つまり長期的に投資をしていけば、世界経済の成長を私たちの資産形成に取り込むことができると思うのです。

私はこの「世界経済の成長」に投資することに魅力を感じ、資金を投入していっています。

効率良く投資先を分散をして、リスクを抑えた形で長期的に世界経済の成長に投資する、これがインデックス投資だと思います。