どうも、投資侍です。
これまで、インデックス投資について話しをしてきました。
ただ、最近のニュースを見ていると株式相場は乱調で日経平均もNYダウも大幅に下落しています。
そういったことを考えると
「そもそも投資ってリスクがあるのにする必要はあるの?」
と疑問になる方もいるのではないかと思います。
そして、そういう方は恐らく銀行に預貯金として、現金を持っているのではないかと思います。
結論から言うと、銀行に預貯金として現金のままおいておくことは、資産を守ることではなく、資産が目減りすることになります。
「現金のまま保有している方が、資産が目減りするってどういうこと?」
と思うかもしれません。
その理由は3つ考えられます。
- 物価高が世界的に広がっている
- 銀行での預貯金ではリターンが期待できない
- インデックスファンドであればリターンが期待できる
順番に説明していきます。
物価高が世界的に広がっている
最近はコロナ禍からの経済活動の回復やロシアのウクライナ侵攻などにより、物価高が世界的に広がっています。
ニュースを見てもガソリンなどのエネルギー価格、食料品、加工食品の値上げが報道されていますよね。
生活していく中で物の値段が大幅に上がっているなと感じているのではないでしょうか?
そんな中「預貯金をしっかり持っているから大丈夫」と思っていると危険かもしれません。
例えば、以前100万円を出せば買えたものが、110万円、120万円を出さないと買えなくなっているのです。
「モノの価値が上がる」とその分、「お金の価値が下がる」ことになりますね。
つまり、銀行に預貯金として現金のままおいておくと、何もしなくても資産が目減りしていることになるのです。
銀行での預貯金ではリターンが期待できない
また、2019年には消費税が8%から10%へと2%へと上がっています。
今後も消費税は上がることが予想されます。
そこへきて、銀行の現在金利は0.001%と超が付くくらい低金利。
銀行の普通預金に10万円を預けておいても1年後の利子はたったの1円です。
今、銀行に預貯金として現金をもっていてもリターンはほとんどありません。
時間が経つごとに物価上昇分だけ目減りしていくだけです。
これではまったく話しにならないのが分かりますよね。
間違いなく現金をたくさん持っている人が、一番損をすることになります。
インデックスファンドであればリターンが期待できる
一方、株式などは短期的には価格変動リスクが大きいですが、中長期的には物価上昇を上回って上昇する傾向があります。
おおまかな目安ですが、今後も年間リターンが3~5%程度になると言われています。
将来のリターンは不確定な部分はありますが。
ただ、現金のまま保有して、物価上昇分だけ目減りしていくことを考えると、株式を中心としたインデックスファンドに投資を考えるのが適切だと言えますね。
このようにすべての資産を預貯金としておいておくよりも、株式や債券なので金融商品に投資という形で振り分けることで、インフレ対策になるのです。
リスクを取らないことの方がリスクになるということですね。
私は資産運用を行っていくことが、預貯金で持っているよりも資産を増やせて、インフレに備えた堅実な対応ができると思っています。
まとめ
「投資をする必要があるのか?」という問いには、「投資はやった方が良い」という回答になると思います。
理由としては、
- 物価が上昇していることを考えると、銀行に預貯金として現金のままおいておくことは、お金の価値が下がっていくことになる
- 銀行に預貯金としておいておいてもリターンもほとんど期待できない
- インデックスファンドに投資をしていけば、長期的にはリターンが期待できる
ということになります。
つまるところ、インデックスファンドに投資をしていくことが適切ということになると思います。
ただ、現在は株価の下落相場です。
一気に多額資産を投資をするのではなく、まずは少額から、毎月一定額積み立て投資することをお勧めします。