どうも、投資侍です。
これまでインデックス投資について説明をしてきました。
最初に、インデックス投資とは?ということで
「インデックスファンドに積み立て投資して長期運用すること」
と話しをしましたが、その意味と重要性については分かってもらえたのではないかと思います。
ただ、疑問も出てきますよね。
「でも、実際インデックスファンドに積み立て投資をしていくと、結局いくらになるの?」
実際、投資をしていくと大体いくらぐらいになりそうか?というのは気になるところですよね。
そこで、インデックス投資を続けいった場合、資産総額がいくらになるかシミュレーションをしてみました。
インデックス投資を続けていくといくらになるか計算してみました
投資をしている時期や指数(インデックス)にも寄りますが、インデックス投資の平均リターンは3~7%と言われています。
インデックス投資は幅広く分散投資を行うため大きな下落がなければ、少しづつでも上昇が期待できますが、1,2年ですぐに2倍になるとかは考えられないと思います。
では、毎月、定額積み立てを行った場合に何年後にいくらぐらいになるのでしょうか?
そこで、仮に利回りが5%だとして20年間運用した場合に、毎月の積み立て金額別に資産総額がどう推移するかを計算してみました。
例)毎月の積立金額別で利回り5%で20年運用した場合
10年後 | 20年後 | |||
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毎月積立て金額 | 元本 | 資産総額 | 元本 | 資産総額 |
積立金額20万円/月 | 2,400万円 | 3,106万円 | 4,800万円 | 8,221万円 |
積立金額15万円/月 | 1,800万円 | 2,329万円 | 3,600万円 | 6,166万円 |
積立金額10万円/月 | 1,200万円 | 1,553万円 | 2,400万円 | 4,110万円 |
積立金額5万円/月 | 600万円 | 776万円 | 1,200万円 | 2,055万円 |
積立金額3万円/月 | 360万円 | 466万円 | 720万円 | 1,233万円 |
積立金額1万円/月 | 120万円 | 155万円 | 240万円 | 411万円 |
グラフを見てもらうと、積み立て投資をすることで着実に資産が増えているのが分かると思います。
例え少額でも積み立て投資をしていけば、堅実に資産を増やしていけると思います。
もちろん、毎月の投入資金が多い方が、増え方が格段に大きくなることが分かりますね。
例えば、毎月10万円積み立て投資していったとすると、20年後は元本が2,400万円に対して、資産総額は4,110万円になる計算です。
あくまで単純計算ですので、その時々の経済情勢により前後するとは思います。
ただ、
「投資はリスクがあるし怖いな。」
と思う人もいると思いますので、まずは毎月の積立額1万円からでも始めてみてはどうでしょうか。
毎月1万円づつ積み立て投資することで、10年後には元本が120万円に対して資産総額が155万円に、20年後には元本が240万円に対して資産総額が411万円程度になる計算です。
気持ちに余裕が出てきたら、積み立て額を増やしていくのでどうかと思います。
私の10年間の資産運用履歴
私は貯蓄があったので、毎月約16万円前後投資してきました。
私の10年間の資産運用履歴のグラフを載せておきます。
私の10年間の資産運用履歴(2021年7月時点)
先ほどのシュミレーションでは、積み立て金額15万円で10年運用すると2,300万円くらいとなる計算ですので、私の資産総額はそれを上回っていますね。
嬉しい限りです(^^)v
積立金額が多ければ多いほど、また、運用年数が長ければ長いほど資金は増えていくことになると思います。
インデックスファンドの積み立て投資を始めてみてはどうでしょうか。
税金について
ここで気を付けて欲しいことがあります。それは税金についてです。
投資信託は分配金の受け取る時、売却の利益を受け取る時に、利益の種類にかかわらず20.315%(所得税15.315%+住民税5%)の税金がかかるということです。
元本ではなく、利益に税金がかかります。
例えば、200万円投資して資産総額が300万円になったとしたら、利益は100万円ですよね。その利益100万円に対して税金がかかります。
利益100万円の20.315%である20万3150円が税金として引かれて、79万6850円が手取り額になります。
ですので、利益がすべて手元に現金として入る訳ではないので、注意が必要です。
また、別の機会に話しますが、投資信託をNISA口座、つみたてNISA口座で購入した場合の利益については非課税となります。
これは大きな差になるので、気を付けて欲しいと思います。
インデックス投資で一番大事なことは?
「インデックス投資で一番大事なことは?」と書きましたが、何だと思いますか?
「やめないで続けていくこと」だと思います。
「なんだ。当たり前のことじゃん。」
と思うかもしれませんが、これがなかなか難しいのです。
私は大きな株価の下落局面はそれほど経験していませんが、リーマンショックのような大きな下落局面時には株価が50%くらい下落することもあると言われています。
その時にも続けていけるか?ということなのです。
例えば、100万円投資した時に、一時的に50万円になってしまっても耐えられますか?
ここで怖くなってやめてしまうとマイナスのまま終わってしまいます。
下落局面でもやめてしまわず、
「株価の下落局面は割安に購入できるから、資金投入の良いタイミングだ」
と思って淡々と積み立ていくことが大事です。
むしろネット証券で自動引き落とし、自動積み立てを仕組化して、気にせずほっとけるくらいの方が良いと思います。
続けて資金投入していければ、先ほど示したシュミレーション付近まで堅実に増えていくことが期待できます。(あくまで試算ですが)
インデックス投資を始めたら、やめずに続けて欲しいと思います。