① ほったらかし投資術 第3版
私が投資をするきっかけとなった水瀬ケンイチさんと山崎元さんが共著した「ほったらかし投資術」の第3版です。2022年3月に発売されました。
ほったらかし投資の公式本を作りたいという思いで本を作成したようで、以前の本の構成とは違い、お二人の統一見解を打ち出し、結論を一本化することを大方針としたようで、読み応えのある一冊になっています。
資金を投入していく投資信託をファイナルアンサーとして1本提示していて、「ほったらかし投資 実行マニュアル」に沿って投資を実践することで、誰でもインデックス投資を実践できる内容になっています。
水瀬さんは実際に20年間インデックス投資を実践していて、年換算収益率6%で20年間運用することで1億円を作ることができたと本の中で述べられています。
その水瀬さんが、インデックス投資は誰でも同じ収益率が再現できると言っていて、インデックス投資を実践してきた私も同意するところです。
「理論と実践が組み合わさった、これがほったらかし投資の決定版です!」とも言っておられます。
内容的には3章までは初心者でもほったらかし投資が実践できるように解説していて、4章、5章は理論的で中級者以上向けの内容といった感じがする部分もありますが、まさに理論と実践が組み合わさった内容だと思います。
また、以前バンガードにお勤めだった金野真弓さんとの対談も記載されており、興味深い話しもあって楽しく読める一冊だと思います。
② お金は寝かせて増やしなさい
水瀬さんが一人で書かれたインデックス投資に関する書籍です。
水瀬さん単独で書かれているので本音の部分が垣間見える一冊となっています。インデックス投資の入り口から出口戦略までが書かれており、投資を知らない素人の方が読んでも実践できる内容となっています。
特に第5章の「涙と苦労のインデックス投資家15年実践記」は実際に水瀬さんがインデックス投資を実践してきた記録が記載されているので、長期投資がどういったものかを知る良い素材だと思います。
インデックス投資を実践するなら必読の一冊です。
③ 本当の自由を手に入れるお金の大学
リベ大を運営する学長の両さんがお金に関する内容を説明してくれる書籍です。
絵が多く、会話形式で説明しているので、とても読みやすくとっつきやすい構成になっています。
ライオンのゆるキャラにふんした両学長が関西弁で話してるのも親しみやすさを感じます。
内容についてはお金を「貯める」「稼ぐ」「増やす」「守る」「使う」といったジャンルに分けて幅広く説明しています。
主に最初の3つのジャンルである「貯める」「稼ぐ」「増やす」について「節約」、「副業」、「投資」について具体的に説明をしています。
要点が分かりやすく、具体的に説明をしてくれているので、読者が納得しやすいと思います。
私も参考にしたいと思う部分が各所にありました。
また、両学長が自身でやっているYoutubeの動画に飛べるQRコードが各所に張り付けてあるので、スマホからYoutube動画でも学べるようになっているのが斬新な感じです。
特に投資初心者にとっては必見のおススメの一冊だと思います。
④ 敗者のゲーム
チャールズ・エリスという人が書いた「敗者のゲーム」というタイトルの本になります。
私が投資を始めた当初に読んだ投資のバイブルとも言える本です。
主に証券投資の原理・原則について、ちょっと小難しい言葉で書いてあります。
小難しいのでちょっと読みづらい感はあります。
ただ、本を読み進めていくと、
・なぜインデックス投資が良いのか?
・インデックスファンドをどう運用していけば良いのか?
・投資にはどう向き合っていけば良いのか?
といったことが詳しく書いてあります。
インデックス投資を行なうのであれば、挑戦してみても良い本だと思います。