どうも、投資侍です。
前回は投資信託を選ぶ上で気を付けたいポイントについて話しをしました。
ポイントはこんな感じでしたね。
- インデックスファンドである
- 手数料が安い
- 分配金がない、もしくは再投資できる
- 基準価格と純資産総額
- 償還日が無期限
それを踏まえて、今回は私が実際に購入している投資信託を紹介したいと思います。
私が購入している資産クラスは以下の3つです。
- 全世界株式
- 外国債券
- 国内債券
それぞれの資産クラスについて、「私が購入している投資信託」と「他の投資信託」を比較しながら説明していこうと思います。
信託報酬は年々安くなる傾向にありますし、純資産総額も日々変わっていきますので、今回は2022年2月中旬時点での投資信託の比較ということで、記載しておこうと思います。
また、以降に記載しているすべての投資信託は
- 分配金はなし
- 償還日は無制限
のものになります。
全世界株式
まずは全世界株式の投資信託について見ていこうと思います。
運用の目安としている指数(インデックス)のことを「ベンチマーク」と呼びますが、全世界株式のベンチマークは主に2つあります。
- FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
- MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス
大まかな違いとしては小型株を含むか含まないかです。
FTSEは小型株を含む約9,000銘柄に投資しているのに対して、MSCIは小型株を含まない約3,000銘柄に投資しています。
ですので、FTSEの方がより高い分散効果が期待できることになります。
ただ、運用利回りはほとんど変わらないと言われていますので、やはり「信託報酬」の安いものを選んだ方が、賢明だと思います。
信託報酬の安い投資信託は以下の5つになります。
全世界株式インデックスファンドの比較(2022年2月中旬時点)
投資信託名 | 運用会社 | 信託報酬 | 純資産総額 | ベンチマーク |
---|---|---|---|---|
SBI・全世界株式インデックス・ファンド | SBIアセットマネジメント | 0.1102% | 502億5,300万円 | FTSE |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 三菱UFJ国際投信 | 0.1144% | 4,329億9,800万円 | MSCI |
たわらノーロード全世界株式 | アセットマネジメントOne | 0.132% | 16億2,200万円 | MSCI |
SBI・V・全世界株式インデックスファンド | SBIアセットマネジメント | 0.1438% | 46億6,200万円 | ※1) |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 楽天投信投資顧問 | 0.212% | 1,567億1,100万円 | ※1) |
※1) FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動する「バンガード・トータルワールド・ストックETF」へ投資します。 |
信託報酬が0.1102%と一番安いのが「SBI・全世界株式インデックスファンド」ですが、私が投資しているのは「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」になります。
信託報酬も比較的に安く、純資産総額も圧倒的に多いインデックスファンドになります。
外国債券
続いて外国債券の投資信託について見ていこうと思います。
ベンチマークはすべて「FTSE世界国債インデックス」になります。
信託報酬の安い投資信託は以下の5つになります。
外国債券インデックスファンドの比較(2022年2月中旬時点)
投資信託名 運用会社 信託報酬 純資産総額
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス 三菱UFJ国際投信 0.154% 412億2,300万円
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンド ニッセイアセットマネジメント 0.154% 195億3,200万円
たわらノーロード先進国債券 アセットマネジメントOne 0.187% 269億2,000万円
Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジなし) りそなアセットマネジメント 0.187% 10億7,400万円
三井住友・DC外国債券インデックスファンド 三井住友DSアセットマネジメント 0.231% 747億7,200万円
信託報酬が0.154%と安い投資信託が2つあります。
ベンチマークも変わらないですし、純資産総額も100億円以上あるので、どちらを選んでも良いと思います。
私は「eMAXIS Slim 先進国債券インデックス」を選んでいます。
国内債券
続いて国内債券の投資信託について見ていこうと思います。
ベンチマークは全て「NOMURA-BPI総合」になります。
信託報酬の安い投資信託は以下の5つになります。
国内債券インデックスファンドの比較(2022年2月中旬時点)
投資信託名 | 運用会社 | 信託報酬 | 純資産総額 |
---|---|---|---|
eMAXIS Slim 国内債券インデックス | 三菱UFJ国際投信 | 0.132% | 159億4,400万円 |
<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド | ニッセイアセットマネジメント | 0.132% | 85億1,400万円 |
Smart-i 国内債券インデックス | りそなアセットマネジメント | 0.132% | 15億1,700万円 |
たわらノーロード国内債券 | アセットマネジメントOne | 0.154% | 204億100万円 |
三井住友・日本債券インデックス・ファンド | 三井住友DSアセットマネジメント | 0.176% | 757億2,700万円 |
信託報酬が0.132%と安い投資信託が3つあります。
ベンチマークも変わらないので、純資産総額が多いものの方が賢明かなと思います。
私は「eMAXIS Slim 国内債券インデックス」を選んでいます。
eMAXIS Slimシリーズについて
私はどの資産クラスにおいてもeMAXIS Slimシリーズを選んでいます。
その理由として、eMAXIS Slimシリーズは
「業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続ける」
と宣言しているからです。
将来にわたって業界最低水準の運用コストを目指し続けるというのが響きますね。
今後も「信託報酬」が下がっていくことが期待できます。
私はそこに魅力を感じています(^^)
まとめ
私が選んでいる投資信託をまとめると
- 全世界株式 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 外国債券 eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
- 国内債券 eMAXIS Slim 国内債券インデックス
となります。
そして、私が目指しているポートフォリオは以下の様になります。
Myポートフォリオ
あくまで、私が投資している商品のご紹介になります。
最後になりますが、投資は自己責任でお願いしたいと思います。